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●コラム【とかちの窓から】 第7回 『夜更かししナイ(1)』
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| こんにちは。とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。 3月ももう終わり。当地も雪がかなり解けてきました。4月は入学、入社等で期待と不安が入り交じり、何かとストレスがかかる時期です。ストレスはニキビの大敵です。適度に発散させてうまく切り抜けていきたいものです。 また、先日地震の空白域であった福岡でも、震度6弱という地震が起きました。地震はいつどんな形でやってくるか分かりません。準備は怠りなく。 ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々ですが、このコラムが皆様のニキビ改善のちょっとしたヒントになれば幸いです。また、3月も終わりとはいえ空気はまだまだ乾燥しておりますので、お肌の保湿や体調に十分注意して下さい。 とかち美白研究所では、VCローションを購入されている方に会報を毎月発行しております。そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4ナイ)』というのを載せています。(思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。) これは私が皮膚科診療を15年やってきた中で非常に重要と思い標語にしたものです。 前回は、『婦人科とピルについて』と題して、専門外ながら触れさせていただきましたが、参考になりましたでしょうか? 今回は、『夜更かししナイ(1)』と題して、主として規則正しい生活、特に睡眠の重要性をお話させていただきます。 私がニキビの患者さんを診察する際、初診の場合には、説明もれがないようにパンフレットを用いて説明し、爪、髪型等をチェックして確認していきます。そして必ずお聞きするのが、規則正しい生活を送り、睡眠をきちんと取っているのかということです。 驚くべきことですが、患者さんの70%以上の方が、夜更かししたり、睡眠不足を実感されているようです。また、特になかなか改善しないと訴えられる方にその傾向が強いようです。 男女別や職業別では、女性であれば夜勤のある看護士や介護士さん、男性であれば営業職や設計関係の方に多いようです。学生の方はテレビを見たりやメールしたりで何となく遅くまで起きているという方が多いようですが、これは個人の意識によって解決できるものでしょう。 以下で、ポイントとなる睡眠について少し説明したいと思います。 睡眠には時間と質が大切といわれます。まず、睡眠時間についてですが、睡眠は2つの状態に分類されます。 睡眠は、この2つの状態がおよそ90分ごとに繰り返されており、このサイクルを利用すれば気分良く目覚めることができます。時間については個人差がありますが、このサイクルによれば、やはり6時間は欲しい所です。 また、質に関してですが、少しぬるめのお風呂にゆっくりつかる、軽い運動をするなどして、眠り易い状態にする他、最近では様々なリラクゼーションの方法(音楽、枕、照明等の工夫)があるようですので、それらを活用して短時間でも熟睡できる環境を整えることが重要です。(寝る前のお酒は眠りが浅くなるので良くないようです。) 次に、業種別の対策ですが、夜勤のある方は、なかなか難しいとは思いますが、夜勤にはシフトがあるはずですので、そのシフトに合わせて上記の睡眠サイクルに基づいて睡眠時間を多めにとることを心がけると良いと思います。また、職場の人でうまくシフトに対応されている方にそのコツを伝授していただくのも一つの手かと思います。 営業職や設計関係など、仕事が取り引き先の事情等でどうしても業務時間が長くなってしまう方は、仮眠をとるとか思い切って朝型に切り替えてしまう方法がお勧めです。 今週のポイントはこんなところでしょうか? 『ニキビが良くならない方は不規則な生活を送っている方が多いです。現代は変化のスピードが早いストレス社会ですが、それに適応するには科学的な睡眠のしくみを利用した規則正しい生活が大切です。 まず、睡眠についてもう一度考えてみませんか?』 次回はもう少し掘り下げて説明してみたいと思います。それでは。 おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム) (昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。平成14年とかち美白研究所開所。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士) |