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●コラム【とかちの窓から】 第34回
『ありがとう〜感謝することの重要性』
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| こんにちは。とかち皮膚科院長・とかち美白研究所所長の大石真暉です。 先日、キツツキを初めて見ました。早朝、診療所横にあるカラマツの樹をつついているのを発見しました。 私とキツツキの距離は1メートル程。エサをヒナに与えるためでしょうか? 私の存在は無視して一心につついていました。 私が見たのは、腹部が赤い『エゾオオアカゲラ』だったようです。(興味のある方はこちらをどうぞ 『北海道のキツツキ』 http://www.tougewo-koete.jp/tori/kitutuki1.html ) 開発が進んできているとはいえ、豊かな自然が身近にあることは素晴らしいことだと思います。 北海道の夏はこれからが本番です。読者の皆さんも北海道に是非いらっしゃって下さい。 とかち美白研究所では、VCローション等を購入されている方に会報を毎月発行しております。 そこの片隅に『ニキビ治療の4ヶ条(4決め!)』というものを載せています。 (思い当たる所があれば今日から早速実行してみて下さい。)
これは私が皮膚科診療を17年やってきた中で非常に重要と思い標語にしたものです。 ニキビ治療には様々な治療方法があり考え方も様々です。このコラムでは、第15回までは『ニキビ治療の4ヶ条』を系統立てて解説してきました。 (バックナンバーは http://www.bihaku-labo.com/columnframe.htm をご覧下さい。) 第16回からは『落ち穂拾い』と題して、『ニキビ治療の4ヶ条』を『基本中の基本(中核)』と考え、日々気付いたニキビ治療に関連したこと一つ(今まで取り上げていなかったが重要なことなど= 落ち穂 )にフォーカスをあて(= 拾い )、お話させていただいています。 本題に入る前に、ジャン・フランソワ・ミレー(1814ー1875)の名画『落ち穂拾い』(1857年)オルセー美術館所蔵をご覧下さい。 ( http://www1.megaegg.ne.jp/~summy/gallery/glaneuses.html ) 今回は、『4決め!』の中の (3)規則正しい生活を送ることに決めました。 と関連して、少しはずれてしまうことかもしれませんが、『ありがとう〜感謝することの重要性』についてお話しさせていただきます。 個人的に、言えそうでなかなか言えない言葉があります。それは、『ありがとう』です。 特に、身近な人である、家族や職場のスタッフには、照れもあってかなかなか言えません。 (コンビニの店員さんには『ありがとうございます。』とすぐ言えるのですがーーー。驚かれることがあります。) 素直に言えたらもっとよくなるのにと思います。 唐突ですが、今年残り半分の目標として以下を追加しました。 私は、誰にでも『ありがとう』と言える人間になることに決めました。 最近読んだ本で、これは大切と思ったのが ツキを呼ぶ「魔法の言葉」 五日市 剛 著(マキノ出版 680円) です。前述の『ありがとう』と言葉の使い方に多少違いはありますが、 嫌なことがあったら『ありがとう』 いいことがあったら『感謝します』 いつも前向きに『ツイてる!』 と言うようにすると「ツイてる」人生にガラリ一変! という内容です。 ちょっと怪しい?とも思いますが、著者の言葉を以下に引用させていただきます。
どうでしょうか? 現代は、時の流れが非常に早く、ネットの普及でそのスピードに拍車がかかり、非常に不安定な時代だと思います。 流れにうまく乗れる人は少数で、乗れない人は様々な点で苦しくなる。そして、うまく乗っている人でも、実際には大きな悩みを抱えていたり、次の流れに乗れるのか常に不安がある。 ネットの掲示板などでは、特に目立ちますが、言葉が荒れているなと思うのは、私だけではないはずです。 これは、病気の治療にもいえることではないかと秘かに思っています。 ニキビも含めて皮膚科の患者さんを見ていて、『全然よくなりません。』とか、『なにをやってもダメです。』という患者さんは、あまり治療効果があがらない場合が多いです。 これは私の治療等にも反省すべき点があるとは思いますが、『マイナスの言葉』で強く訴えられると、治療する側に大きなストレスが加わり、つい感情的になり、治療が患者さんに積極的に受け入れてもらえなくなるためです。悪循環です。(患者さんに強いメンタルブロックを感じる場合も多いです。) しかし、受容的な態度で私の説明をよく聞いて下さる方や、今までの経緯を一生懸命お話しされたり、真剣さがひしひしと伝わる方、『基本的には先生にお任せしますが、私も頑張ります。』という『プラスの言葉』で訴えられる患者さんは、時間がかかっても良くなる方が多いです。 そして診療の終わりには、明るい声で『ありがとうございました。』とおっしゃっていただける方がほとんどです。プラスの循環です。 また、時々管理人さんのサイトの掲示板を覗かせていただくと、ニキビで深くお悩みの方ほど『マイナスの言葉』を使い、卒業生や相談にこころよく応じていらっしゃる方は『プラスの言葉』を使っているように感じます。 苦しいとき程『ありがとう』とまずいってみる。このことが、大切な第一歩となると思います。まず、やってみましょう。 第29回のコラム『睡眠力』でもとりあげさせていただきましたが、最近の週刊誌の連載で、大学の大先輩でもある作家の渡辺淳一先生は『わたしの健康法』と題して興味深いコラムを書かれていました。(週刊新潮 3月29日号) 先生は、まだ若い若いと思っていましたが、既に73歳です。先日、テレビに出演されておられましたが、肌もつやつやしており、男の色気を感じさせる、ある意味、ちょいワルどころか相当ワルいおじさん風でした。(先生すみません。) 作家の方は、生活が不規則で締め切りのストレスなどもあり、健康を害される方が多いようです。 そんな健康そのものにみえる渡辺先生の健康法は2つで、一つは『よく眠ること』で、もう一つは『自分の臓器に感謝すること』だそうです。 以下に引用させていただきます。
同様に、飲んだあとには、肝臓に、小水をしたあとには、腎臓などに、更には大きいほうがすっきり出た時には、腸と臀にもお礼をいうのだそうです。 『臓器も人間の一部である以上、感情があるのである。そう信じて褒めてやる。これがわたしの、もう一つの健康法である。』と先生は最後に結んでいます。 これは、ニキビにも応用できます。 『わたしのお肌さん。今日も頑張ってくれてありがとう。』 『ニキビくんもまだ頑張ってでてくるみたいだけど、数も少なくなって赤みも引いてきているわ。お肌さんありがとう。』 『ニキビ跡も薄くなってファンデーションで隠れるようになってきたわ。わたしも頑張ってケアするから。お肌さん本当にありがとう。』 と毎日お肌を褒めてあげるのです。 これが習慣化されれば、お肌も意気に感じて、 『ご主人様から感謝の言葉をかけていただけるのは本当にうれしいわ。私ももっと頑張って、ニキビくんができないようにお仕事がんばらなくっちゃ。』 となるに違いありません。 またこれがきっかけとなって、『ありがとう』の言葉が、すぐでてくるようになり、人間関係も好転し、ストレスも減って、良い循環がうまれてくると思います。 広辞苑を開いてみました。 言葉には、言霊(ことだま)といって、不思議な霊威が宿っているといわれます。古代、その力が働いて言葉通りの事象がもたらされると信じられたそうです。 また、日本は『言霊の幸ふ国(ことだまのさきはうくに)』といって言霊の霊妙な働きによって幸福をもたらす国なのだそうです。 言葉の持つ力は本当に大きいものなのですね。自分で調べてみて驚きました。 言葉遣いでニキビが改善する。これは大切なことだと思います。 そして、『ありがとう』といって『感謝する』。どんな時でも忘れないでいたいことですね。 今回のポイントは以下の通りです。
次回は、意外な実力者『フェイスマスク』について、お話させていただきます。 それでは。 おおいし まさき(大石 真暉:ペンネーム) (昭和41年北海道帯広市生まれ。平成6年札幌医大大学院修了。平成7年同皮膚科学講座助手。平成9年とかち皮膚科開院。平成14年とかち美白研究所開所。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・医学博士) |